

■システックスは、「自分たちが実現できる規模で、しかもできるだけ長く続けられること」を基本に据えた社会貢献活動をしています。大それたメセナ活動でなく、全国に名を轟かせることを目的とするのでもない、地道に継続させてこそ社会貢献の意義がある、という考えによるものです。また、長野で生まれ長野で大きく育ったシステックスが最優先に還元しなければならないのは、やはり地元長野です。いまやお取引先は全国各地に広がっていますが、スタートした土地・原点である場所を大切に考えています。
■すっかりおなじみとなった「システックス映画試写会・鑑賞会」。1988年にスタートし、これまでに200本以上の話題作を提供してきました。また、地域の活性化のためには「えびす講煙火大会」、「長野びんずる」、「長野灯明まつり」などなど、数々のイベントに協賛しています。さらに情報技術を生業とする立場からは、小中学生のIT教育普及のために長野市に寄付金を贈呈。スポーツでは、国内初のクラブチームである「スケルトンクラブ」のメインスポンサー、AC長野パルセイロ(サッカー)のスポンサー、信濃グランセローズ(野球)の株主を務め、その他にも大小さまざまなスポーツ大会やイベントでの広告協賛をしています。
■我々は、得た利益を自分たちのためだけに還元することを快しとしません。「夢を応援します。」と言葉にするのは簡単です。システックスはお世話になっている長野のため、明日を担う若者のため、ITの発展のため、微力ながらお役に立つことを喜びと考え、有言実行しているのです。
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| 越 和宏 Kazuhiro Koshi スケルトンクラブ代表。いわずと知れた日本スケルトン界のパイオニア。冬季オリンピック3大会連続出場。五輪最高順位はソルトレイクシティーでの8位入賞。 「田山か高橋にオリンピックで金メダルを取らせることが夢。彼らをバックアップする組織作りに命がけで取り組む。黒子に徹し、絶対に金メダルを取る覚悟。」 |
田山: チームのTシャツには"SYSTEX"というロゴが入っていますが、それを着ている、いないに関わらず、常に会社の看板を背負っていることを意識しなければならないのがプロだと思います。軽率な行動は即、会社に迷惑をかけてしまいますから。
高橋: 練習でもレースでも自分には決して負けられない事、それが一番の違いだと思っています。よい結果を生み出すまでは、もう限界だと自分で決めてはいけないということです。なぜなら、僕らはこれで飯を食っている、生活がかかっているからです。自分の場合は特に際立った成果を出せていないので、危機感がありますね。
越 : ここで失敗したらすべてを失う、そんな綱渡りの中、勝ち続けなければならない、それがプロの世界です。勝利してこそいただいているお金に見合う成果になりますし、ただ単にお金だけの問題にとどまらず、応援してくれる人たちに喜び、希望、勇気、夢を与えられます。しかし、スポーツには勝ち負けがある。一歩踏み出したらその向こうは暗闇かバラ色か、一瞬で決まる世界。でも勝たなければならない。勝つためには自分の限界を超えるようなトレーニングをしなければならない。目指すのはいつも金メダル、そのために死に物狂いで取り組む、そんなぶれない姿勢から、オーラのような何かを感じさせるのがプロだと思います。
チームメイトであってもライバル、負けたくない。
その気持ちがチーム全体を押し上げる。
越 : 志の高い人間同士、切磋琢磨できるのが一番のメリットです。可能性が開花するといいましょうか、個人としてはお互いがライバルですが、個人ががんばることでチームのレベルが上がり、チームのレベルが上がれば個人のレベルも上がる、という相乗効果があります。それがチーム力かな?と。
田山: 僕は「相手が先輩だろうがチームメイトだろうが、とにかく誰にも負けたくない」という気持ちが強いので、レースはもちろん、トレーニング中も戦う相手と考えています。そのせいか、独りで戦ってきた時代に比べると、身体能力、思考の両面で自分のワクの範囲が広がりました。
高橋: トップレベルの二人を相手に、ライバル心をもってトレーニングできることが何よりのメリットです。越さんにできるなら自分だってできるはずだと思うし、逆に、高橋があんなにがんばっているなら、俺だってと思ってもらえるはずですし。負けられない、という良い環境にいます。
応援してくれる社員には
かっこいいところを見せたい!
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| 田山 真輔 Shinsuke Tayama 静岡県出身の若きエース。2009年全日本スケルトン選手権での優勝を引っ提げ、バンクーバーオリンピックに出場。 「初のオリンピックで世界との大きな差を感じた。それを少しでも縮め、まずはワールドカップで常に上位に食い込む。その先にある夢は、ソチオリンピックでの表彰台。」 |
田山: チームに所属する前は、応援といっても家族が来るくらいでした。それがスパイラルのあちこちに僕らの名前の書かれたのぼり旗が立ち並び、大きな声で社員の方が応援してくださる、それだけでワクワクします。僕は緊張しやすいので、レース途中の待ち時間にはシステックスの法被を着た社員を探し、できるだけ話をするようにしています。親しく会話することで気持ちがリラックスします。一昨年の全日本選手権で優勝したときは、たくさんの社員の方から祝福されて、「僕の優勝を喜んでくれるヒトがこんなにもいる!」という感動を味わいました。
高橋: 全日本選手権が一番緊張します。やはり応援団にはいいところを見せたいですから。僕は気合が入りすぎて空回りするタイプで、残念ながらそれが結果として出てしまっていますね。でも応援はとてもうれしいし、もっと派手に応援してもらいたいです。田山さんの優勝シーンを見て、あんなふうにたくさんの人に笑顔で囲まれて祝福されたい、あの輪の中に入りたいと強く思いました。だから昨年の優勝は格別の喜びでした。
越 : マイナー競技で、いかにファンを増やすか、それは自分たちの競技レベルを上げるのと同じくらい重要な課題です。先ずは成績を上げることが盛り上がるきっかけになるので、全日本では毎回、表彰台独占を狙っています。一昨年の田山の優勝、昨年の高橋の優勝を祝福する社員の方々の姿は、私にはとても新鮮に思えました。これこそがチーム力だな、と。サッカーじゃないですが、サポーターの応援が選手の能力を引き上げることがある。限界を超えるためにはファンとの一体感が不可欠だと。心技体といいますが、応援の力、選手の身体能力、精神力の歯車がかみ合ってこそ、日本のスケルトンの競技力は上がると確信しました。
僕らは広告塔ではない。
もっとファミリー的な温かい交流の中でやっていける、それがシステックス。
高橋: 毎月1日に行われる全体朝礼をはじめとして、節目節目の社内行事にはほぼ出席しています。社員互助会主催の飲み会などに誘っていただきますので、社員のみなさんの顔と名前は結構一致しています。野球チームからも試合があるたびにメールが来るので、スケジュールが合えば参加しています。
田山: 新入社員歓迎会、暑気払いなど、飲み会での我々の役割は「お酌をすること」です。お酒を飲みながらざっくばらんに交流できる大事なチャンス、その時間内にできるだけたくさんの方と話しをするように心がけています。社員の方々とはお互いに近しい存在でありたいです。僕らの人間性を感じていただくことで、応援する時も「ただの所属選手」というだけではなく、もっと熱が入るというか、一体化するというか、そんな感じになっていると思います。
越 : 以前、互助会と共同で「プッシュスケルトン体験会」を実施しましたが、実はこのような運動系のレクリェーションを、年に一度は企画運営したいんですよ。私の経験上、スポンサー企業との不協和音が生まれる原因は、社員から、というパターンが多いです。オーナーと選手というのは比較的密な接点があるので問題ないですが、社員との交流があまりない場合、社員からは「会社のお金を使って好きなことをやっている」という不満が出る、選手は「勝てば文句ないだろう」という態度になる、そこから摩擦が生まれるんですね。だから、社員にいかに溶け込むか、それはとても大事なことです。
僕らの夢を後押しし、僕らと同じ夢を見てくれるヒトが180人もいる、
その一体感。
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| 高橋 弘篤 Hiroatsu Takahashi 宮城県出身、期待の星。2010年全日本スケルトン選手権優勝。バンクーバーオリンピックには出場できず悔しい想いをしながら現地で応援。 「バンクーバーに応援に行き、オリンピック独特の雰囲気を肌で感じてきた。自分もあの舞台で活躍したい。夢は、ソチに必ず出場し、メダルを狙える男ここに有りという存在になること。」 |
高橋: 社員の皆さんとは色々なコミュニケーションを通じて、一般のファンの人たちよりも一歩も二歩も近くにいる気がします。僕らの人柄も知っていてもらえる、だからこそ厳しいアドバイスもいただける。負けて悔しそうな姿や、喜ぶ姿の裏側も知っているから、共感が強いというか、自分たちの感情を肌で感じてもらえる気がします。親身になってくれる人、そういう人たちが180人もいるということ、それはすごくありがたい環境です。
越 : ハードなトレーニングの後は休みたい、できれば行事なんか行きたくない、結果さえ出せばいいだろう!…そんな気持ちになることがあったとしたら、それは我々のレベルでは許されないことです。我々は企業の広告塔的な存在でいられるレベルではないし、そうなりたくもない。システックスという会社で、社員全員と私たちが一丸となったチームのような、ファミリーのような感覚で戦っていけること、そうした環境というのは、これまでのプロスポーツ選手たちには体験できなかったことだと思っています。それができているのがシステックスです。
田山: さらに、僕らががんばっている姿を見て「彼らができるなら自分たちだって」と社員の方々が思ってくれる取り組み方ができたら、それが支えてくれるシステックスに対して最大の恩返しかな、と思います。
高橋: 何ごとも簡単に諦めないでください。僕はスケルトンを始めた頃、足も一番遅くて滑走もヘタでした。でも毎日努力し、理想のアスリート像に近づくことができつつあります。夢の実現に苦労はつき物ですが、とにかくがんばり続けてください。
田山: システックスという会社には、気さくでフレンドリー、そして僕らを、というか夢を追いかける人を後押ししてくれる先輩社員がたくさんいます。社会人の第一歩として、安心して選んでください。
越 : 自分が何をしたいのか明確にする、そしてそれに諦めないで立ち向かう。逃げ道を作らず果敢に挑戦してください。若さという特権を活かし、エネルギーの出し惜しみをしなければ、良い結果に導かれるはずです。
夢を追いかける人たちを応援できるって、ステキなこと!
SYSTEXでは、全社員を挙げてスケルトンチームを支援しています。これら支援活動、選手との交流の中から印象に残ったこと、思い出など様々なエピソードを社員のみなさんから集めてみました。
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