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システム開発の株式会社システックス

2012年07月23日

長野市も大雨で被害が出ました

6月から7月にかけて西日本では大量に雨が降り被害が出ているというのに、長野では雨が少ない状況でした。
梅雨明けの発表がされた今週、暑い日が続いていたのですが、7月20日(金)の午後、長野市は豪雨に襲われました。

午前中は明るい曇り空の天気だったのですが、急に暗くなり、気がついた時には大粒の雨が降っていました。あっという間に道路に水が溜まり、通行する車が大きな水しぶきを上げて、歩道を歩く人たちが悲鳴をあげていました。
終業時間になっても雨はひどくなるばかり。風も強かったので傘はまったく役に立たない状況で、会社から出ることがためらわれました。
本社の敷地内では低い処へ大量の雨水が流れて集まり、道路へはさらに水が溜まって川のようになっていました。
金曜日でしたので、休日に備えて社屋の窓の戸閉まりや水漏れのチェックに総務部は追われることになりました。

本社前の様子

その後も雨は降ったり止んだりを繰り返し、少し止んだかと思えばまた強い雨が降り出す・・・といった感じでした。

驚いたのは、携帯電話の緊急速報が4通も届いたことです。
19時過ぎに長野市の一部の地域に避難勧告が発令され、それは21時過ぎには解除されましたが、500世帯を対象とした避難勧告で、何軒か床上浸水の被害を受けたとのことです。さらに23時過ぎには土砂災害警戒情報が発表されました。長野市の屋外スピーカーで放送もされていました。
JRも信越線、飯山線、篠ノ井線の電車が大雨のために朝まで運転を見合わせ、国道の立体交差部分が全面通行止めになるなど、交通機関が混乱しました。

長野市では、この日夕方の3時間の降水量が73ミリと観測史上最大となったそうです。
幸い大きな川が氾濫することはありませんでしたが、水の被害は本当に怖ろしいと感じました。