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システム開発の株式会社システックス

システックス公式ブログ

2013年08月28日

情報処理技術者試験について

今年は8月23日で秋の情報処理技術者試験の申込み受付が終了しました。
この試験で取得できる国家資格は、情報処理技術者として重視されるものであり、システックス社員もスキルアップの一つとして取り組んでいます。今年4月の試験でも、基本・応用情報技術者をはじめ、情報セキュリティスペシャリストやデータベーススペシャリストなどの合格者が出ました。

情報処理技術者試験は1年で春と秋の2回しか実施されないのですが、ITパスポート試験だけは現在「CBT方式」で随時試験が実施されており、とても受験しやすくなっています。例えば長野県内では長野市と松本市の会場で月2~6回ほど実施されています。
ITパスポートは2009年より始まった試験ですが、システックスでは28名が合格しています。また、現在廃止されている初級システムアドミニストレータは79名が合格していました。
当社では基本情報技術者試験は129名、応用情報技術者試験には59名(旧ソフトウェア技術者試験を含む)が合格しています。

ITパスポート試験は今年度から人気キャラクターを起用して、より認知度を高めようとしています。「あなたのIT力を証明する国家試験『iパス』」と銘打ち、現代の社会人にとって欠かせないとうたっています。

20130828

試験に合格すると、後日、経済産業大臣名の合格証書が届きます(※写真の証書はコピーです)。

就職活動中の学生にとってはアピールポイントになり、入社した時もITパスポート試験の勉強をしていていれば、当社の場合は新入社員研修の基礎理解の手助けとなります。自分で試験日と会場を選んでインターネットから受験の申込みができます。一度ITパスポート試験公式サイトをのぞいてみてはいかがでしょうか。


2011年01月13日

「VDT作業のガイドライン」御存知ですか?

こんにちは。黒岩です。

弊社システックスでは社員の労働環境の改善のため、産業医をお招きして安全衛生委員会を定期的に開催しております。
その中の議題として最近取り上げたのが、平成14年に厚生労働省が策定した「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」です。VDTとはVisual Display Terminalsのこと。

弊社の主たる事業内容は、「Web、C/S、オフコン、汎用機等のシステムの設計・開発・販売・運用・コンサルタント」です。全社員がパソコンで業務を行っていますので、社員の労働衛生管理上重要なこのガイドラインについて、改めて検討することとなりました。

私はこれをじっくりと読んだのは初めてなのですが、とても細かいことまで記されていることに驚きました。
作業環境の管理からVDT機器の維持管理、そして作業員の健康管理まで。このガイドラインに挙げられている項目をひとつひとつチェックするのは大変な作業になりそうです。

とりあえず自分がどの作業区分に該当するか考えてみました。

VDT作業の作業区分

私は作業内容の異なる複数の作業を行っておりますが、最も作業時間が多いのは「作業区分Bの対話型」となります。
弊社の社員の多くは「作業区分Cの技術型」に該当するでしょう。この作業区分に応じた労働衛生管理の進め方については、また次の機会に書きたいと思います。


2010年06月17日

ファイル圧縮のお話

こんにちは。柴田です。

ファイル圧縮のお話

今回はあまり多くの人には聞きなれない形式、拡張子LZHと、圧縮ソフトLHAにまつわるお話です。
といっても、圧縮の仕方など、難しい話はさておき思い出話を中心に進めて行きたいと思います。

先日、unlha32.dllの作者のMiccoさんという方よりセキュリティ上の理由から使用中止が呼びかけられました。
それにより、事実上LHAという圧縮ソフトは終焉を迎えたことになります。

インターネットの前の時代

1980年代から1990年代中頃にかけての話です。
当時、インターネットのようなものはなく電話を使ったパソコン通信というものが細々と行われていました。
今と違ってブロードバンド回線、常時接続なんて便利なものはなく通信中は電話中になってしまうため「電話が受けられない」「電話代がかさむ」という問題が発生。そのため、少しでも通信時間を短くするため「ファイルを圧縮する」のが普通となっており、国産のフリーウェアだったLHAが日本では大きく普及しました。
雑誌の付録などにもLHAで圧縮されたフロッピーディスクやCDなどが付属していたこともあり、一時期は圧縮形式=LZHという図式が成り立っていたように思えます。

WindowsによりZIPのサポート

しかしWindowsによるZIP形式という圧縮形式の標準サポートなどから徐々に姿を消していき、最近ではあまり見ない形式になっていました。
またウィルス対策ソフトによる圧縮形式のウィルススキャンで誤検出が多かったこともあり、今回の使用中止の呼びかけに至りました。

こうしてまたひとつ、昔なじみのものが消えて行き、ちょっぴり寂しい柴田でした。


2010年03月24日

新人SEに読んで欲しい!この一冊!

まもなく新入社員研修開始!その前に・・・

間もなく新入社員が入社してまいります。新入社員たちは2ヶ月間、社内で研修を受けてから、開発部門へ配属されていきます。

当社では事前に一冊の書籍を渡し、入社前の準備期間中に読んでもらっています。入社したその日から始まる新入社員研修では、プログラミング!データベース!と専門的な用語がズラズラと出てきます。そんなとき、ほんの少しでも知っている、見たこと・聞いたことのある用語がある、という感覚があるだけで、パニックにならず落ち着いて取り組め、また研修をスムーズに進めることができます。

そんな当社の新入社員に準備期間に読んでもらっているのは、こちらの書籍です。

プログラマの完全常識 開発者が知っておくべきプロの知恵

矢沢久雄著 技術評論社発行 1,980円(税抜)

  • 第一章:コンピュータの基礎知識
  • 第二章:プログラミング言語
  • 第三章:アルゴリズムとデータ言語
  • 第四章:データベースとネットワーク
  • 第五章:プログラミング設計の考え方と図示方法
  • 第六章:システム開発

この本の著者である矢沢久雄氏はこの本の位置づけをこのよう綴っております。

本書は私がIT企業の新人研修で教えているコンピュータ・プログラミング・データベース・ネットワーク・システム開発の基礎知識、そしてプロのプログラマとしての心構えをまとめたものです。したがって本書の内容は、とても易しく基本的なことばかりです。ただし、プロのプログラマになるための知識は一通り網羅されています。

当社で採用する新入社員は理系出身者だけではありません。文系の学生も多数います。理系の学生には知識の再確認のため、文系の学生にはプログラムとは何か、という基本事項を学んでもらうために最適な書籍ではないでしょうか。

書籍だけでなく、内定者通信を発行し情報処理技術者試験情報をお知らせし、資格取得を推奨しています。

システックスが行っている社内教育についてこちらをご覧ください。


2010年02月17日

Ajax入門(Adobe Spryでスライドショー)