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システム開発の株式会社システックス

IT・経営コンサルティングサービス

あなたの会社でこんなお悩みはありませんか?

  • 競合他社との競争がますます激化していくなか、会社として変革の時期を迎えているが、会社としての課題を抽出したり、それらに優先度をつけて解決していく道筋を立てていくのは難しい。
  • IT会社は自社の製品を売ってくれるものの、売ること自体が目的で、それが経営理念に合致しているかどうか、どう活用しどう定着化していくかまでは考えてくれないことが多く困っている。
  • 市場の環境が変化するなか、社内のIT化を推し進めて売上拡大や生産性向上を図りたいが、漠然とした構想はあるものの、それが妥当なのか、もっといい方法はないのか、どこからどう手を付けたらいいのか分からない。
  • 人材がなかなか定着せず、採用もままならない状況でどうしたものか閉塞感を感じている。

まずは正確な現状把握をし、経営課題を明らかにする

どんな経営上の悩みがあろうとも、まずは現状を正しく把握することが重要です。経営理念や会社として「ありたい姿」と比べて現状がどうであるか、そのギャップこそが経営課題であるためです。その課題を一つ一つ解決していくことで、自社(自組織)の「ありたい姿」に近づいていくのです。

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なお、経営課題の抽出ができた後は「バランススコアカード」での分析が有効です。これは財務面・顧客面・業務面・人材面の各視点で課題を整理し、経営戦略を立てるためのマネジメントシステムです。もちろんその際は、自社の置かれている外部環境や社会情勢の変化にも敏感にならないと、一人よがり(自社よがり)の戦略ができてしまう可能性がありますので、注意が必要です。

中小企業こそIT化を推し進めるべき

経営課題や経営戦略がある程度見えてきたところで、個別の戦術(≒経営課題の解決)に入っていきます。当然、課題によってアプローチの仕方は異なってくるのですが、特に中小企業においてはIT化による課題解決をまず第一に考えるべきです。

以下3点がその主な理由です。

  • 日本の中小企業では人材の確保が今後ますます困難になってくるため、IT化による代替・生産性向上が急務である。
  • 同様に経済がますますグローバル化していく中、外国との競争も視野に入れていく必要があるが、日本の中小企業はIT化がかなり遅れている(※)。またIT化しないことで競合他社との差がますます開いていく。
  • 正確な現状把握や効果計測のためには、IT化をしないとかえって非効率な状況が生まれてしまう。

 

(※)例として、インターネットを利用した販売がどこまで進んでいるかの国別の比較が下図です。

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個別の考慮点(1:製造業の場合)

現在、製造業で一番深刻な問題となっているのが人材不足です。実際に人材確保に何らかの課題がある企業が直近で94.8%にのぼっています(下図参照)。

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特にFA(生産工程を自動化するシステム)化されていないことが多い中小製造業では、熟練技能者の高齢化や退職、少子化によって若年層の確保がより困難となっているようです。また運良く採用ができたとしても人材教育に時間や手間がかかったり、教育の結果やっと一人前になりつつあったところで退職してしまう等、ビジネスに支障をきたしつつあるのが現状ではないでしょうか?
また、FA化によって人間を機械に置き換えることも考えられますが、ニーズが多様化・高度化した現在では機械もより専門化・高度化しているので、その投資額は高額となります。そうなると、要した投資額に対して得られる効果は、以前と比べて限定的となる可能性が高いのです。
ですから、そういった状況下では、人材採用に力を入れるにしても、人材が増えないことを前提とした経営改善が早急に必要となってきます。例えば、熟練者の技能のデジタル化(技能承継)、仕組化・マニュアル化、自社の基幹となる工程や作業のアウトソーシング(外注)化等です。

 

一方、そういった人材不足に由来する内部的な課題のほか、売上の維持・向上もより重要になってきています。「モノを作れば売れる」という「プロダクトアウト」の時代はとうの昔に終焉し、買い手の立場に立った「マーケットイン」の発想で物を作らないと、モノはコモディティ化する(汎用品となる)ため価格競争に巻き込まれるだけです。

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ですからそれを避けるためには、今後ますます商品企画やマーケティングのスキルが必要となってきますが、上表のように一般的には不足しているのが実情です。自社内でそういった社員を育成していくか、それが難しい場合等は外部の専門家の支援・助言を得て、一緒に進めていくことも必要となってくるでしょう。

個別の考慮点(2:接客サービス業の場合)

ホテル・旅館、小売業、飲食業、生活関連サービス業といった接客が関わるサービス業については、現状分析や問題のアプローチが製造業とは少し違ってきます。
そして人材不足はサービス業でこそ顕著でありますが、製造業と比べてより労働集約型であるがゆえに、人材の数よりも質が競合他社との差別化をする上でのカギとなってくるでしょう。
最近「ユーザーエクスペリエンス(UX)」とか「カスタマージャーニー」とか言われてますが、顧客が「嬉しい」「心地良い」「楽しい」などと感じる体験をいかにしてもらえるか、そのような体験を提供できる人材や環境をいかに作り、いかにプロモーションしていくかが重要です。
その際の切り口として役に立つのが「サービスの特性」という考え方です。これらを踏まえて戦略を立案していくことが効率的ですし、時にはこれら特性を逆手に取るような発想が必要となる場面も出てきます。ぜひ参考にしてみてください。

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なおサービス業の特性上、顧客と関係なく社内だけで完結する作業は付加価値を生まないことが大半です。これら作業をいかに効率化(もしくは不要なものは削減)していくかについても、本来のサービスに集中できる足腰を鍛えるためには重要です。

ご相談に応じます

以上、業種・業態によって解決への道筋や手法は違ってくることがありますが、どのような企業であれ、今後も持続的な発展をし続けていくためには「利益(営業利益、経常利益)」の確保していくことが宿命と言えます。利益は分解すれば下図のようになりますが、売上拡大、コスト削減ともにITによる解決ができることは多々あります(もちろん全てではありません)。

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システックスでは豊富なIT導入実績と経験をもとに、上記のような経営課題をITを中心に解決していくご支援ができます。また中小企業診断士のほか、ITストラテジスト・システム監査・プロジェクトマネージャーなど経済産業省認定の情報処理技術者が社内に多数在籍しており、ITを中心としたあらゆる課題に対応が可能です。また、特定ベンダーに依存しない独立系企業でもありますので、世の中に溢れるITパッケージ・ツールのうち最適な選定と組合せを検討できることで、より費用対効果が高いご提案もできます。まずはお気軽にご相談いただければと思います。

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