株式会社システックス RECRUITMENT

INTERVIEW02

第一システム部マネージャー

傳田 かほる / 30代2006年 入社

社内初の女性管理職として、
人材の多様化を目指して

PROFILE
大学では経済学部で法律や地方自治を研究し、お客様の顔が見える仕事がしたいと、サービス業を中心に地元に根付いた企業で就職活動をしました。重視していたのは、自分と合う社風であること。システム開発については、姉がシステムエンジニアだったことから身近に感じていましたし、サービス業の一環という認識で捉えていました。当社への入社の決め手は、会社説明会で社長に返答に困るような質問をしてしまったところ、ありのままの実直な返答をいただけたことに魅力を感じたから。入社後はプログラマー、システムエンジニアを経て、今年度マネージャーに就任しました。
努力と社内教育で文系学部から
システムエンジニアに

 文系学部出身で、プログラム経験はゼロ。不安もありましたが、大学で情報系の講義も受講していたため、当初は楽天的に考えていました。ところが、入社後2カ月間の新入社員研修では同期のなかで一番出来が悪かったほど。それでも自分の納得がいくまで作業を突き詰め、先輩トレーナーの指導のもと、若手社員向けの社内研修や社外セミナー、勉強会などに参加し、充実した教育制度で成長することができました。今となってはプログラミング“言語”を扱い、設計書に日本語での文章力が求められるシステム開発の仕事は、むしろ文系のほうが向いているとも思います。意欲さえあれば、文系理系問わず挑戦できる仕事です。
 そんなシステム開発の仕事は、お客様からのヒアリング、折衝、システムの設計、プログラミング、テストに、お客様への操作指導、保守と多岐にわたります。特に当社は東京のお客様も多く、長野にいながらにして幅広いお客様と仕事ができることに加え、地元のお客様とは地元密着型の仕事ができるのが魅力。そのなかで、お客様と直接やりとりをして自分が開発したシステムが役立っている様子を見るだけでもやりがいを感じますし、「便利になった」と喜んでいただけるとうれしさもひとしおです。
 IT分野は次々と新技術が生まれるため、常に勉強は必要ですが、新たな開発に挑戦できるチャンスが多く、成長につながるのもこの仕事ならではの醍醐味です。

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マネージャー職に自己推薦。
部下が力を発揮できる環境を

 社内は大らかな人が多く、和気あいあいとした雰囲気。システム開発は可視化できない難しさや納期の厳しさなどハードな側面もありますが、チームでの作業が多い分、皆さん、積極的にコミュニケーションを取り合っていますし、大変なこともカバーし合っています。そのうえで、当社の人間力も大事にする社風が、社員の定着率の高さにつながっていると感じます。
 そんななか、私は今年、当社の「管理職自己推薦制度」により、マネージャー職に就きました。以前より上司からマネージャー職を勧められていましたが、自分でもようやく覚悟ができ、自己推薦したのです。実は、女性の管理職は当社初。そのため、私が失敗したら他の女性に迷惑がかかるのでは、というプレッシャーも感じてはいますが、周囲の気遣いもあり、働きやすい環境をつくっていただいていると感じます。
 マネージャーとしての仕事は、部下のキャリアアップのサポートや個々の作業の進捗管理、製品の品質確認、利益や売上に関する数値管理、お客様訪問と情報収集など。業務の幅も責任の範囲も広く、常にマルチタスクの状態なので最初は苦労しましたが、今では素早く頭を切り替えて目の前の仕事に集中し、ミスのない迅速な対応に努めています。意識しているのは、部下がしっかりとキャリアプランを描けるよう、伸ばせる部分はアドバイスし、良い部分は褒めること。結果だけでなくプロセスも見るようにしています。

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管理職の業務の効率化で
男女問わず
管理職を目指せる組織へ

 マネージャーとしてのやりがいは、やはりメンバーの成長する姿を見ることです。それに、私自身はいろいろなメンバーがひとつのチームになるこの仕事を通じ、メンバーそれぞれの長所を見つけられるようになりましたし、周りに感謝の気持ちを持てるようにもなりました。システム開発というと、バリバリと働く格好いいイメージを描いていましたが、実際は泥臭い作業が中心。そうしたなかで、人との関わりを大事にできるようになったところに自分の成長を感じます。
 今後の展望は、チームの皆が生き生きと働ける組織をつくること。チームビルディングです。前向きな仕事がよい開発、よい製品につながるため、その手助けができるマネージャーを目指し、マネジメント系の資格取得も見据えています。
 また、管理職はどうしても多くの作業に時間が取られがちですが、最近では社内で管理職の業務の効率化を進めており、業務改善プロジェクトも稼働しています。そこで、管理職は男女問わず多くの人が目指せる役職だと捉えてもらえるよう、さらなる人材の多様化を目指すべく、私は長く管理職を務めていくことが展望です。 技術面では、コロナ禍で進展したテレワークの業務効率化の手助けができるクラウドサービスとして注目を集めるSalesforceのスキルをつけることが目標。「Salesforceといったらシステックス」といわれるような仕事を目指していきます。

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ある1日のスケジュール
  • 08:30

    出社
    メールなどのチェック、予定の確認

  • 09:00

    始業

  • 10:00

    プロジェクトAの朝会

  • 10:30

    部門の管理職会議

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    プロジェクトBのお客様とWeb会議

  • 15:00

    1年目社員のトレーニング面談

  • 16:00

    事務作業、数値管理、プロジェクトの進捗管理等

  • 19:00

    退社

休日の過ごし方

 平日が忙しい分、休日はのんびりと家事をしたり、友だちとビデオ通話でおしゃべりしたりと、家でゆっくり過ごしています。お酒を飲んだりおいしいものを食べることが好きなので、コロナ禍の最近はおいしいものをテイクアウトしたりオンライン飲み会を楽しんだりして仕事への活力にしています。ちなみに、入社当時は社内に意外と大酒飲みが多いことに驚きました(笑)。

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システックスでは、共に夢の虹を描いてゆく、新しい個性を待っています。