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システム開発の株式会社システックス

2010年04月28日

おつかれさま、フロッピーディスク

こんにちは。柴田と申します。

フロッピーディスクにまつわるお話

先日、フロッピーディスクトップシェアを誇るソニーが2011年3月末をもってフロッピーディスクの販売を終了すると発表しました。今回はそんなフロッピーディスクに関するお話。

フロッピーディスク以前

私がパソコンを初めて触ったころにはフロッピーディスクすら普及しておらずもっぱらカセットテープ(音楽用)を利用してデータを保存(録音?)していました。
しかも一本のカセットテープに音楽とデータが共存することも可能だったため、間違えてデータ用のテープに音楽を録音してしまい、肝心のデータ部分が途中から音楽になってしまったり・・・というミスを犯すこともしばしば。(もちろんデータは読めません)

加えて一本のソフトを読み込むのにかかる時間は数十分単位。

フロッピーディスクとの出会い

そんな中初めて触ったフロッピーディスクは大容量高速アクセス(当時としては)。当時の3.5インチフロッピーディスクは一枚500円弱とかなり高く子どもの手にはなかなか届かない媒体であったものの、その使いやすさに大いに驚いた記憶があります。

磁石に弱く、何も知らないころに磁石を近づけてデータが読めなくなったこともありました。
かつてパソコンの街だったころの秋葉原でノーブランドのフロッピーディスク10枚パックを安く手に入れたものの、半分以上エラーが出て使えなかった事もありました。

そんな失敗もありましたが、間違いなくお世話になった媒体でした。

おつかれさま、フロッピーディスク

そんな原稿を書いているこのパソコンには、すでにフロッピードライブはついていません。というか自分のデスクにフロッピーの一枚すら残っていない始末・・・

まだまだ使われるシーンはあると思いますが、ひとまず、この言葉を贈りたいと思います。

「おつかれさま、フロッピーディスク」