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システム開発の株式会社システックス

2011年06月28日

世界遺産登録記念? 30年前の小笠原諸島の思い出

6月24日に世界自然遺産に登録されることが決定した小笠原諸島。
世界遺産登録基準のひとつである「陸上、淡水、沿岸および海洋生態系と動植物群集の進化と発達において進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの」を満たしていると認められたとのことです。

当社には入社前にプロカメラマンとして仕事をしていた取締役がおりまして、今から30年前にNHKのドラマのロケに随行して、父島に行きました。
今でも変わっていないようですが、小笠原諸島でいちばん面積の広い父島でも本土からの交通手段は週一便の船しかありません。船で1泊して島へ到着し、2日間滞在し、3日目に同じ船で帰るというスケジュールだったそうです。合計5日間の旅。
行ったのは1981年11月でしたが、亜熱帯の島だと聞いて行ったのに朝夕は肌寒かったそうです。

時間には余裕があり、仕事の合間にオートバイをレンタルして島をまわったところ、まだ戦争の跡がはっきりと残っていたのが印象的だったそうです。島の沖に沈んだ船が見えたり、丘の上にトーチカが残っていたり・・・。
そのときの写真はどこにいったやら…とのことで、残念ながらお披露目はできませんが、大切に保管されていた雑誌に載った記事を見せてもらいました。1982年1月発売の雑誌です。

30年前の雑誌記事

それ以来再訪はしていないとのことですが、自然も人も、島の様子はあまり変わっていないのでは・・・と思い出話をまとめてくれました。

イルカやホエールウォッチングも有名ですので、私も一度は行ってみたい場所です。